八神ユーリ

『異世界テンイ!』〜魔力を持たされても戦うのが怖いのでロボットを操作してダンジョンを攻略します。〜 …ある日突然異世界へと召喚されてしまった主人公『浪沢 涼』。 誰が、なんのために喚び出したのか分からないまま戻る手段が分からないため、異世界で暮らす事になったのだが… 平和な世の中から来た涼に戦闘など出来るハズもなく。 人よりも多い魔力を持ちながら魔術も使えず、体術もそこそこ、武器を使う事など持ってのほか! …結局冒険者になる事を諦め、適当な店でバイトをしていた涼の耳に不思議な噂が… なんでも遠くにある王国の離れた所に変なおじいさんがいるとの事。 『人に似せた物を作って、遠隔で動かす研究をしている』 その噂を聞いた涼は好奇心に突き動かされすぐさまそのおじいさんの所へと向かう事に! …働いて得た金だけでは足りず、魔力を結晶化させて作り出した魔石を売りつつおじいさんの下へと辿り着いた涼。 なんと!おじいさんは剣と魔法とダンジョンが存在する世の中で…魔力による自立型のロボットではなく、人間がコントロールして動かす操作型のロボットを作っていた! 誰にも理解されないと嘆くおじいさんに涼は『凄い!超凄い!』とべた褒めする。 …こうしておじいさんの理解者として研究を手伝うようになった涼。 最初はコントロールパネルのような操作盤に苦戦するが、現代っ子ならではのアイディアで解決! そうだ!キ○ーブかプレ○テのようなコントローラー型にすれば! …こうして涼のアイディアを取り入れてくれたおじいさんの苦心の甲斐あり、コントローラーが開発され操作面での問題はクリア! …ここから涼とおじいさんのオリジナルロボットを使ったダンジョン攻略が幕を開ける…! ーーー 「うわっ!ちょっ…!バックアタックは反則だろ!どこに隠れてたんだ!?こいつら!」 「リョウ!後ろだ!後ろ!」 「分かってる!おらあ!」 「右からも来てるぞ!」 「はいよ!…ってなんだ!?今の動き!?」 「ソイツは試作品だから耐久性が…」 「いやいや、おかしいだろ今の!避けたじゃん!当たる要素あった!?」 ※主人公は安全な場所からモニター越しにロボットを操作して魔物達と戦っております。
1件

この投稿に対するコメントはありません