Satori

光を当てることで、強烈な闇を書いた作品。
人間は誰と出会うかによって人生が変わる。そんな言葉を思い出した。 心に空白があると、あらゆるものが入り込んでしまうのかもしれない。 いじめる側にとってはどんな行動を取ったとしても優衣は常に悪でしかない。それが覆ることがないのならば、そして彼女を救うものがないのなら、責めることはできないように思う。 物事の善悪の判断はやっぱり誰の視点で見るのかに尽きるのだなあと考えさせられます。 しかしライラ。恐ろしい力を持っていますね。隕石として地球に降りてきた、寄生タイプの生命体? ものすごく純粋な生物で、共鳴した何かの足りないもの補おうとしているようにも感じるし、もしかしたら他の意図があるのではないかという風にも思える。 続きがあれば読んでみたい。 この続きはきっと、葛藤が膨らむばかりの、ものすごく苦しい話なんだろうなあ……と、わかりつつも覗き見したくなってしまうのは、作者様の筆力によるものなんだろうなと思いました。
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わあ、さとりさん~>< 久々に書いたのが、こんな不道徳な短編になってしまって、どうしたもんかと思ったのですが、ホラーとしたならば、これも許されるかな……なんて思い、こそっとUPしました。 8000文字では、優衣の追い込まれ具合がちゃんと描けず、もっと他に道はあっただろうと思われてしまいかねないんですが。 もう、どうにも逃げ道が無い時に、人間は自分が生きていく方法を取ってしまうのを、責められないんじゃないかとか……。(あのおじさんは、なんかちょっと悲惨な目に遭いすぎな気もしないではないけど)  そうそう、ライラですよ。この地球外生物には道徳なんて概念は無く、その環境で自分に最適な空間を作ってくれ
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らいむさん☆ 不道徳って……、そんなことないよ~(笑) 優衣の追い込まれ具合伝わってきたよ~。男と眠る母親を見ながら感情を殺し、いじめを乗り越えるのも自分の気持ち次第だと、優しかった祖母の遺してくれた言葉に懸命にすがりつく健気さに胸が痛い。 なんかもう、苦しいとかそういうのを通り越してどこか達観したようなところもあって(じゃないと生きていけなかったんじゃないかと思うの……)それが限界を超えた危険信号のように感じて、読んでて苦しかった。 こういうの書くのすごく上手くて、さすがだなあと思ってた。 おじさんは……まあしょうがないよ!おかしなことが起こる前に逝ってくれてよかった←おいw そそ、ライラ不
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