直田 麻矢子

一言で語り尽くせない作品……
感想が大変遅くなり申し訳ございません。 私事ながら、大変恐縮ですが、作者さんの作品を以前より拝読しており、作者さんの多視点作品は個々が安易に相容れない等身大の人物を描かれるので、とても勉強になります。 多視点というのは、物語として俯瞰的に見られ、まるで映画かドラマのように読者を惹き付ける効果があります。 この作品では、その利点をうまく使って、壮大な世界観を表現されています。が、しかしそれだけではなくて、緻密な設定で、描きたいものを訴えかけてくる。友情や前向きな姿。 キャラクターたちが、作者さまから自立しているので、関係性、交流を通して、そういったことが描ける。そう思います。 そして、この作品に限らずエブリスタ内ではございますが、そう遠くない未来を描くというのは、現在進行形の世相・時事問題も加味しなければならず、実は難しくて、なかなか手が出せないものでもあると、未熟者ながらに思います。 そこを挑戦された作者さんの意気込みが感じられて、同じ物書きクリエイターとして勉強させていただきました。 オンラインゲーム・仮想現実で報酬を得るというのが現実的で、仮想現実と実社会の曖昧さ、大戦後でも食文化として他国の飲食店が共存する自由さ、人間のおおらかさが、どことなくボーダーラインを淡くする文化へ行き着く気がしました。 かといって、ぼやけた線引きで互いに依存するでもなく、相違を認めないわけではなくて、キャラクター一人一人の個がきちんと立っているので、人間関係の構築という日常である創造性をうかがえました。 これは、普段の生活を送る現代にも通じて、暮らしを営むということが創造なのだなあと、個人的に勉強させていただきました。 素敵な作品をありがとうございました。
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素敵なお言葉をたくさんありがとうございます。 キャラに人格を持たせるというのが、私の執筆していく上でのテーマでして、それが伝わってくださったことを非常に嬉しくおもいます。今後ともお互いがんばっていきましょう。
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おはようございます(*´▽`*) 遅くなり申し訳ございません(/ω\) 真一さん、来年もよろしくお願いします(^^)/

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