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vitzvitz
2019/12/29 11:46
切なく美しいBL書簡小説
BL書簡小説っていうのがそもそも超レアで滅多ににお目にかかれないのですが、私は書簡小説が大好物。主人公の心情が書簡という体裁でもってしっかりと描写されるので、主人公を深く理解できるのが良いところです。 このお話はほのぼのかと思いきや、読み進めると、短いお話にもかかわらず、会ったことも話した事もない二人が愛って何かという深い問いに向き合う、切くも美しお話で、感動と共に考えさせられました。 二人はこの愛を通じて、文盲の左官は読み書きと深く考える事を学び、領主の息子は広い世界を知った。 左官の彼はその後どうなるのでしょう。妻を娶り平凡に生きるのか、それとも領主の息子を思って長く独身で過ごすのか、どちらもありだと思うし、幸せになってほしい。でも、彼を忘れないでいてほしい。このお話は、小説のその後の人生を想像させるほど、力強く生き生きとして引き込まれます。 このような素敵なお話に出会ってとても嬉しい。他のお話も素敵でしたが(高校生とおじさんのお話も好きです)、これは本年最高BLといっても良いマイベストです! 素敵なお話をありがとうございました。 もっともっと多くの人に読んでもらいたくて、拙いながら書きました。
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かがちはかおる
2019/12/29 21:08
vitzvitz様、ご感想をありがとうございました。 私が書きたかったこと、それ以上のことを読み取ってくださったとても嬉しいお言葉で、この話を書いて本当によかったと思いました。 ありがとうございました。
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