桜咲吹雪

 江蓮「みなさん、新年あけましておめでとうございます!    今年も、俺と犬彦さん、並びに考察録シリーズに出てくるみんなのことを、よろしくお願いします!    はい、犬彦さんからもコメントどうぞ」  犬彦「諸君、昨年から引き続き、今年もご愛顧のほどよろしく頼む。    こんなにも江蓮は新年早々がんばっているのだから…。    なあ? 江蓮? ネズミのコスプレまでして…」  江蓮「はあっ!? あれしろって言ったの犬彦さんじゃないですか!?    嬉々としてネズミの着ぐるみをどこからともなく持ってきたの犬彦さんじゃないですか!?    俺が自主的に新年からコスプレ楽しんでるみたいな言い方止めてくれません!?(怒)」  犬彦「沖くんが今日のために特別受注してくれたのだ。    実に彼は気が利くな、…江蓮を羽交い締めにしたときのフカフカぶりときたら…。フフフ…(ご満悦)」  江蓮「こんなことで犬彦さんの新年初笑いが消化された…。    犬彦さんの今年が心配だ…。    もうやだ、話を変えますよ! 実は俺のところに覚えのない人から年賀状が届いたんですよ、それで犬彦さんはこの人のこと知ってるかどうか聞きたくて」  犬彦「知らない人物から年賀状? 差出人の名前は記載されていたのか?」  江蓮「はい、名前は書いてありましたよ。    ただ…まったく知らない名前で…『黒猫大明神』って人、犬彦さん知ってます?」  犬彦「…『黒猫大明神』? なんだその酔狂な差出人名は?    知らん、誰かのいたずらか?」  江蓮「うーん、それで『黒猫大明神』さんからの年賀状には、「新年あけましておめでとう、今年も江蓮にとって、よい年になるよう我も願っておるぞよ。ところで今回の事件なのじゃが、所々で犬彦がおかしな反応を見せておる瞬間の出来事がキーポイントとなるぞな。要ちぇっくするぞよ! ではがんばるのじゃ江蓮」…って書いてあるんですけど、何のことか犬彦さん、分かります?」  犬彦「…知らない」  江蓮「ふうん、犬彦さんも知らないのか、なんだろう不思議ですね」  犬彦「では諸君、本編で会おう!」  江蓮「うわ、いきなり終わらせないでくださいよ!    えっと、じゃあみなさん、また『黄金の骸編』でお会いしましょう~」  
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