石田灯葉

「爽やか」だけではない「濃厚な」青春感が最高。
傑作の青春モノだと思いました。 説明にあるように、年上の彼氏がいる距離の詰め方があざと可愛い女の子に恋をして、嫉妬をしてしまうという話なのですが、その心の動きに、非常にリアリティがあります。 青春というと、爽やかで活発なイメージがありますし、大人が思い出す青春の光景というのはそういったものなのだと思うのですが、実際に青春時代に感じていたのはこの小説で描かれているような、もっとドロッとして精一杯な感情だったなあ、ということを思い出しました。 と、説明すると、鬱屈とした作品と誤解されてしまうかもしれませんが、そんなことは全くなく、非常に読みやすく、しっかりヒロインの女の子にも萌えることが出来る作品です。 そのバランス感覚も素晴らしいです。 素敵な作品をありがとうございました。
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とても素敵な言葉をありがとうございます。 思わず感想を読んで声が出そうになりました(現在職場・・・) ありがとうございます!
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