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鳴海条
鳴海条
2020/1/31 7:12
イベント企画『目覚めると白』 に投稿用の作品を書き進めるも、締め切りに間に合わず。 ただでさえ出落ちで尚且つ夢落ちな感じの作品なので ラストをどうするかで非常に悩まされた! 三行から参加出来るイベントなので下手に捻って話を広げずに 1pで完結させた方がまだマシだった! どうせ授賞は出来ないだろうしな( p´⌒`q)、 ━━━━━━━━━━━ ついでにここらで今日鳴海が見た夢の話し。 鳴海はある日、見知らぬ男達と旅に出た。 1月に見た夢なので多分夢の中の季節も冬だと思われるが、 何を思ってか、近所の川にゴムボートで漕ぎ出した。 海パン一枚である。 先を行く男達は転覆し脱落して行く。 鳴海のゴムボートも水が溜まり後ろから沈むので、水を掻き出して進むが程なく転覆。 必死の思いで岸に上がるもそこは見知らぬ土地であった。 って言うか集合住宅の密集する段違いな団地街であった。 溺れた時に海パンが脱げたのでこのままでは警察に捕まると思った鳴海は 「そうだ、警察を呼ぼう!」 と思い立つ。 丸腰で逃げ切るのは困難。 ならば捕まる前に出頭すれば良いと言う斜め上の発想である。 団地街をさまよい二つ目の角を曲がると道路に出た。 すると丁度よく、パトカーを発見。 「お巡りさん助けて下さい!」 鳴海は惨めたらしくすがり寄る。 「ああ、今忙しいからちょっと後にして」 パトカーの前には事故車が立ち往生しており、警官はそちらに掛かりきり。(しかも婦警だった) 事故対応が一段落し、鳴海を乗せパトカーは発進。 「海パンと一緒に財布を落としたみたいなんですが」 鳴海は貴重品も落としていた。 「では近くの預りセンターに問い合わせます。 その間ゲームセンターに寄りましょう」 お前は俺の友達か! どう言う訳か、知り合ったばかりの婦警さんとゲームセンターに寄り懐かしのアーケードゲームをプレイする羽目に。 「本部から連絡はありませんね、もう少し待ちましょうか」 鳴海は以前裸である。 逃がしてくれ。 いや、もういっそ射殺してくれ。 「あの、何かさっきから目覚ましが鳴ってるんですが」 「落とし物が見付かるまで起きなくていいですよ」
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