潜水艦7号

力強いファンタジー
海の生物が『光』を浴びてヒトの姿になった暮らす島。 それだけ聞けば、何処にもでもある普通の?擬人化ファンタジーでしょう。 ですが、この作品はそれらの作品とは完全に一線を画すると言って過言ではありません。 作者様の水生生物に対する深い愛情と圧倒的知識量。それらに支えられ、まるで舞台となる島が地球の縮図としてそこにあるかのようです。 生きるとは何か。 食べるという行為とは何なのか。 食物連鎖の輪から外れて暮らす彼らに、一体何が起きようとしているのか。 淡々と描かれながらも地にどっしりと足を着けた重厚感と満足感を感じる作品だと思います。 いつか、機会があるならば。 児童書として世に出てくれる事を期待して止みません。
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