【コメント】まさに近い将来……

白い記憶のヒューマノイド

まさに近い将来……

　第3回コサキサク賞に応募ありがとうございます。レビューに参りました。　話の構成がいいですね。主人公であるヒューマノイドに記憶がない状態で話が始まり、「このヒューマノイドと持ち主が置かれた状況は一体……？」と興味を惹かれます。ヒューマノイドが持ち主をサポートしながら、少しずつ持ち主の生活や外見が明らかになっていくので、とても興味深く読めました。「人間とヒューマノイドとの生活かあ、近い将来本当にこんな感じになるかもなあ」とほのぼのしながら読んでいたら、9ページ目から急展開、ここから先もまさに近い将来起きそうな問題で唸らされました。ヒューマノイドの冷たさと温かさ、両方上手く活かしたラストもよかったです。　辛口レビュー希望とのことなので……強いて言うなら、ちょっと目新しさに欠けるかも？とは思いました。AI、ヒューマノイドを扱った作品は近年多いですし、エピソードもわりとありがちな部分もあるかなと。とはいえ良く出来ている作品なので、あまり気にしなくていいと思います。

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至北巧 2020/2/8 20:10

このたびは素晴らしいイベントの開催をありがとうございます。そして作品を読んでいただき感謝です。辛口レビュー、ありがとうございます。コンテストに何度か応募しているのですがまったく入賞せず、自分ではどのあたりが駄目なのかわからないでいるので、改善点を教えていただけるのは大変助かります。『急展開』ではなく『目新しい展開』を次回は目指してみようと目標ができました。閲覧が非常に少ない作品なのですが良く出来ていると言っていただけて、自分では書いて満足していたのでとても嬉しく安心しました。詳細なレビューを本当にありがとうございました。

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