コサキサク

あれこれ気になってしまって……
 第3回コサキサク賞に応募ありがとうございます。レビューに参りました。    読み始める前に、「後味悪」のタグを見たんですよ。1ページ目を読んだときに、「この出だしで『後味悪』となると、主人公の男の子が妹殺しちゃうオチかな? いやまさかね……」と思ったらそのまさかでした……悪い方向に予想通りになってしまったな、という印象です。このオチにするなら、「兄弟への嫉妬の恐ろしさ」をテーマにして、主人公の気持ちを掘り下げた方がよかったかも?と思いました。  作者さんのエッセイのあとがきを見ると、「お母さんが人を(主人公)殺したので、主人公も妹を殺した、血は争えない」という方が書きたかった印象ですが、このテーマでいくなら、お母さんとお父さんのバックグラウンドの説明がほしいですかね。  こんなことをしてしまうお母さんの気質や生い立ちは?お母さんは主人公を殺して、逮捕されたの?されてないの?主人公の死は、過失致死扱いなのですか?お母さんが息子を殺したのに、お父さんも受け入れているのはなぜ?なぜお父さんはお母さんを責めなかったの?そしてなぜまた子供を作ったんだろう?跡取りとか?という疑問が次から次へと出てしまって、モヤモヤしてしまいました。
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忌憚なきレビュー、誠にありがとうございました。 まだまだ手探りながら創作活動を続けている為、酷く見苦しい所も多いかと存じます。こうして読んで頂きアドバイス頂けますと、大変参考になります。 お忙しいところ、お時間頂き誠にありがとうございました。 また機会がございましたら参加させてくださいませ。
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