眠空

『鋏。』で久しぶりに妄想コンに応募しました。久々なわりに闇要素の強い重めの作品となり、なかなか受け入れられないかなという不安もありましたが、おかげ様でスターやペコメ、運営様からランキング関係の通知までいただき、とりあえずは胸を撫でおろしている次第です(数値的には胸を張れるものではないですけど……)。足をお運びくださった方、ありがとうございます。 この作品はずっと昔にプロット立てて温めてきたもので、初代パソコンが壊れたことによりデータが消えて完全にお蔵入りになっていたのですが、今回「バケモノ」のテーマで是非応募したいと思い立ち、思い出しながら執筆しました。いじめの描写が当時のものすぎて古かったので、現代のいじめを自分なりに考察しながらの執筆となりました。 だいぶ昔の話ですが、娘が幼稚園の頃に娘の友達のママさんお宅にお呼ばれした時に聞いた話をします。その友達ちゃんには中学受験を控えたお兄ちゃんがいました。ある時、ママさんがそのお兄ちゃんの首後ろに引っかき傷があることに気が付きました。「この傷どうしたの!?」と聞くと、その子は「同じ塾の奴等にやられた」と。「あいつらもストレス溜まってるからね、これぐらいやらせてやらないと」と平然と答えていたそうです。その話が衝撃的で、今でも忘れられません。その時に感じた闇を、今回作品にぶつけました。 ペコメありがとうございます(くださった方のお名前はここでは控えます。ペコメ返信機能が欲しい……)。本当に、大人はどう太刀打ちしたらいいのでしょう。一石を投じるなんて烏滸がましいことは言えませんが、何か考えるきっかけの一つになればと切に願います。 暗い話書いちゃいましたが、今はめちゃくちゃ可愛い話書いてるし、楽しいことが大好きです。以後よろしくお願いいたします。
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