太田有一

わたしもトイレ神のおかげで生き延びております。
トイレ神とは、本来が医術の神である。ウンチからは消化器系の病気がわかり、オシッコからは循環器系の病気がわかる。最近は血液の直接診断が進んでしまったが。 鎌倉時代、人糞肥料が使われるようになり、トイレ神は農業神の顔を持つようになった。平家を打ち負かし、元寇を撃退した鎌倉武士であったが、日本式の湿式肥だめは寄生虫の蔓延と言う弊害を持っていた。 イザナミの死体に取り憑いた虫たちが、肥だめから日本中に広まってしまった。 江戸時代には、外来の伝染病コレラがトイレを介して広まり、トイレ神の社会的地位は低くなった。 水洗トイレの普及で、トイレ神から農業神の顔は薄れた。 ウオッシュレットが有効性が世界的に認められ、日本のトイレ神は世界へ羽ばたこうとしている・・・かもしれない。
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こんばんは。すごいコメントをありがとうございます。 正直、読んでいて知識不足を痛感し返信するのもお恥ずかしい限りなのですが…。 トイレの神を調べてみたところ地方などによっていくつか神様の名前が出てきたので、今回はハニヤスビメとミズハノメという男女二神を祀っているとされていた話をモデルにしました。 ハニヤスビメの方は男神のようですが、同時に誕生した対となる女神の方もいらっしゃったのでそちらに変えて書いています。 彼女たちが肥料の神、農業の神でもあるというのは資料で読んだのですが、医術の神でもあるというのは初耳でした。 (知っていたら医神のシーンが変わっていたかもしれない…) 日本のトイレ神

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