うたうもの

ストーリーテラーを創るための教育
ストーリーテラーと言われる作家は、主として外国の作家が多い。 それはそもそも、ストーリーテラーという言葉自体、日本語に訳すことが難しい英語でありかつ、ストーリーテラーという職業自体日本にはないに等しいからだ。 単なる作家・物書きとストーリーテラーは違う。 日本において、子どもたちが経験する現実は、絵空事を含めた幼稚な妄想として排除される傾向にある。 ましてや、日本の国語教育においては、外国のライティングに相当する教育法は、読書感想文や日記止まりなのだ。 子どもたちの視点から眺める世界は、それが客観的事実であれそうでないものであれ、子どもたちの主体的視点によって語られればすべて真実である。 そういうことを真剣に考えていかなければ、日本においてストーリーテラーが数多く生まれることは難しいだろう。 子どもたちの純粋な才能を摘み取るのではなく、その才能を認め育むことのできる教育がなされ、多くのストーリーテラーがこの日本で育ち羽ばたいてゆける未来を望みます。
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思慮深い感想をありがとうございます。仰る通りだと思います。日本の教育は今の時代になっても子どもたちを型にはめようとしている気がします。想像力を育てることこそが、様々な問題を解決することになるのではないかというのが、私のポリシーです。伸び伸びと子どもたちが笑える環境を作っていきたいし、作ってほしいですね。 ありがとうございましたm(__)m
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