二瀬幸三郎

涙は虹になって……(ネタバレあり)
二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 不幸にも事故でなくなった女子高生が幽霊となり、〈復讐の座敷童〉としていじめの撲滅、その後は自称[恋のキューピット]として地味な少女の恋を応援…… そんな彼女が2年振りに学校の外へ…… 自分の死後、母や父、弟など家族がどう過ごしているのかを知り、そして自身が[成仏]しつつあることを知る…… ホラーと言うより、ファンタジーと言った方がしっくり来る作品と感じ取れました。 そんな物語の流れ、そして幽霊となった主人公の気持ち、そして切なさを、優しさを感じさせる文章で紡ぎだしていると感じました♪ また、最後まで主人公の[名前]を出さないことにも気付きました。 そしてそれが、主人公[私]の幽霊(この世にいない存在)で有ることを主張しているようにも思えました…… 耳元での囁き、またはポルターガイストなどで干渉できるものの、その存在に気付いてくれることはなく、とも同じ学校生活をしても決して分かち合うことが出来ないもどかしさ…… そんな中、時たま主人公の存在に気付いたかのような台詞、仕草など、例え錯覚だとしても[救い]となっているのが素敵に思えました…… そしてあのラストシーン…… 少女が残した一筋の涙は虹になる…… それは、存在が消えてしまった少女が残した[証]…… 素敵な物語をありがとうございます♪
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二瀬さん~!!! こちらのレビュー、いただいていたのに今気が付きました! 返信が遅くなってすみませんm(_ _)m 読み込んでくださった上でのレビュー、本当に嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。 ありがとうございます! 物語を深く読んでくださって、細かい描写の意味まで受け止めてくださり、ジーンしました(//∇//) 本当にありがとうございます。
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こちらこそ、いつもありがとうございます♪
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