haori

思考と観測 ※ このレビューはネタバレを含みます
おはようございます(^ ^) お邪魔させていただきました。 シュレディンガーの猫。タイトルにそうありましたので、まずは復習してから拝読に臨みました(`・ω・´) 実はシュレディンガーの猫の話は、考えすぎてわけがわからなくなることが昔からあり、そのため拝読の際には「考えすぎるな、感じろ!」と頭の中で唱えていました←どうでもいい話 前置きが長くなりました。ここからが本題。 主人公と1人の女性との出会い。それは女性の不可思議な行動を主人公が目にするということが発端。読み進めていくと、2人が芸術に絡む学生であることが知れ、このあたりで一旦、シュレディンガーの猫のことを忘れました。 そして、このまま恋愛の方向へと話が進んでいくのかなぁと思っていると、出てきた! シュレディンガーの猫! 多世界解釈! でもアインシュタインは出てこなかった(´・ω・`)←当然。出てきたら話が壊れるYO! ラスト近くは予想外の展開でした。シュレディンガーの猫と多世界解釈を絡めて、加えて、写真をそう使うのか、と。結局、彼らは観測者となり損ねた(と言っていいのかな?)けれど、私たち読者は、ある意味彼らの思考実験を覗き見ていた観測者だったのかなと思ったりしました。まあ観測結果は、このお話のラストの先にあるので、そこまで出すことはできませんでしたが。 素敵なお話でした。思い返してみると、SFでもあるけれど、やはり恋愛のお話でもありましたね(*'ω'*)
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haoriさんへ 今晩は。 レビューを有り難うございます。 シュレディンガーの猫は、私も考える程にわからなくなります。 だからこの作品、『考えるな、感じろ!』が正しい読み方かも知れない。(笑) 思考実験でならできた事を、実行には移せなかった点で観測者ではないのでしょうね。 しかし、この丁寧なレビューで気付いたのですが、写真が写真として使われてないですね。 写真っぽいナニカになっていますね。 丁寧に読んで頂き嬉しいです。 添削も有り難うございます。m(__)m
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