NoName

彼女が見て感じた世界が見える作品です
久しぶりのレビューなので上手く伝えられるか心配です。 でも書きたいので書きます。 作者様の作品を下から順に読みました、そしてこの作品でレビューを書いています。 一貫して主人公の「彼女」が見て感じた世界がダイレクトにきます。 彼女のすぐ後ろに迫るでっかい口開けた世界。食べられてしまえばTHEEND。けれど彼女は、そして彼は細かい事全部をすっとばして繋がっていて、爽快に走って、そしてミントを巻きます。清々しいです。もはや清涼です。 序盤、離れてしまった彼を想起する主人公の手段も何かわかる気がして目が離せませんでした。そしてそれについての忠告もやはり彼女らがいる世界をうまく伝える手段として称賛でした。 なによりラストの彼のセリフに痺れました。 惚れそうです。なので書かずにはいれない衝動。 是非、沢山の目に触れて欲しい作品。完結有難うございました。
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