本日から幾つか作品が非公開になっています。なんか、なんか異様に申し訳ない気持ちでいっぱい。 たくさんスターくださったな、とか、読んでいただけてたな、とか。とてもありがたかったです。浅野とコウちゃんは、ちゃんとここから始まってて、まだ続いてるってわたし自身が感じられるのが高校生シリーズでした。ちょっとおセンチなんですけど、要は申し訳ないな、と。そんな気持ちです。 おセンチついでに考えたことがあります。わたしが今でも尚、高校生シリーズを終えてこの先も浅三を書きたいって思えるのは、今日友人から教えて貰ったある方のコラムに答えがありました。 「作家は、登場人物の感情やそのときの感覚にミクロのレベルまで近寄って、腑分けしてくれる。例えば“うれしい”という気持ちも、エピソードを積み上げ、喩えを駆使して文字で読者に伝えてくれる」 コピペさせていただいたんですが、ここだなって思ったんです。わたしは作家なんて大層なものじゃないし、小説と呼べるものも書いていません。この先も書けないと思う。でも、登場人物の感情や感覚にミクロのレベルに少しでも近寄りたいって気持ちで書いてます。語るのはわたしではなく、登場人物。作者の視点や感情ほど要らないものはないと思ってます。自分が主役になる物語なんてつまらない。嘘の中に他人の真実があるからこそ面白い。そんなことを考えていました。 二人の物語を文字で表現させてもらえる、その役目はわたしだけであるなら、これは凄く嬉しいことです。そしてそれを読んでいただけて、少しでも楽しんだり悲しんだり共感なり何かを感じたり、もう得体の知れないモヤモヤでもいいです。何でもいいから、そんな一部になっていたら嬉しい。 二人の人生がこの先どうなるか、それがわたし自身とても楽しみでなりません。新年度、これからも頑張ります。 二人の人生をほんの小さな隙間からでも覗いてくださる方が、これからもいてくださいますように。 じゃあまた!
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