悲しくも明るい斬新な終末
ルーキー特集を見て、興味を引かれたので読みに来ました。 とても面白かったです。 終末のお話ということで、暗い感じなのかなと思いましたが、起きていることは悲しいながらも、全編にわたり明るい雰囲気がありました。終末と聞いてイメージする感じと違っていて、斬新に感じられました。 作者様の想像力の豊かさと、時折垣間見えるリアリティに、凝り固まっていない瑞々しい感性を感じて、すごいなと思いながら読みました。 文章は多少心許ないところもありますが、シーンの取捨選択が上手くて、描写も潔くて心地よく、ぐんぐん読み進められました。 ラストの二人にはぐっときてしまいました。 私ならどうするだろう。日本がなくなってしまった世界なんて、考えられません。 素敵な作品をありがとうございました。 天野アンジェラ
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ご感想ありがとうございます! 実はこの作品、大学文芸部時代の最後の作品で引退する心情を描いたものなのです。ポエムもこれまでの作品をなぞらえたもので、暗いテーマなのに明るいのも、晴れやかに引退したいという想いからでした。 そういった理由で、特集された時あまり自信はなかったのですが、面白いといってもらえて良かったです。
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そうだったのですか。 それを踏まえてまた読み返したくなりました。 大学生というプロフィールを拝見して、こういう方が将来面白い作品を生み出す作家さんになるんだろうなと思いながら読みました。 これからも執筆がんばってください!
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