真実は多岐

 もしかしたら、自分が小説を書くのは話したい話題を聞いてくれる人がいないからなのかもしれない。  自分には友人はいるし、どうでもいい話題を話し合える相手もいるが、自分が考えた事を話す相手はいない。つまりは概念の話だったり、物事のあり方について自分以外の人にはなせないから物語に乗せて提示しているということだ。  少し寂しいように思われるかもしれないが、書いている本人からすれば清々しい気分になる。書くかどうか悩まずに主張出来るのはストレスがないのだ。もちろん、書き方については神経をすり減らすことになるが  考えの数だけ物語が出来上がり、他の人と共有したい物だけが筆でおこされる。それが今さっき思いついた自分が小説を書く理由だ。
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