コーヒーのお話その2が優しいのは。
娘ちゃんと息子ちゃんが可愛いです。ブラックを飲むという娘ちゃんの背伸び、一回飲んで苦くて、という息子ちゃん。カレーは甘口で、きっとマイペースなんであろう息子ちゃんと、辛口を食べる娘ちゃん、さらにそれに赤いペーストを足すというお母様。個人の対比がすごくよかったです。大人が子供に守られるわけにはいかない、というbolyさんの考え方は、きっと正しい大人のあり方と思います。ただ、我が家は母と私の二人家族で、子供である私が母を庇う場面が多く、きっとbolyさんから見たら、あり得ない家庭なのだろうなあと思いました。きちんとした、しっかり建っている一戸建てのようなbolyさんのご家庭と、まるで大黒柱のないヘナヘナな我が家とは比べる白もありませんが、大人しかいない我が家から見ると、お子さんがふたり、つまり守るべき魂のあるおうちと、ない我が家では、それぞれのスタンスが大分違うなあと感じました。我が家は母がフルタイムで働き、私もまた、在宅ワーカーとして働いているわけで、一見守られるべきものがいないようですが、子供のような感性と母性を併せ持つ母と、それをフォローする私、という形は、もしかしたらbolyさんのおうちの逆さまなのかなと思いました。母親は、無意識のうちに娘に頼るようになると思います。男の子は理想の男性像に近くあれと思うようですが、娘はライバルであり、頼りになる存在だと思うようです。我が家はやや特殊なので、特にその色が濃いのではと思っています。三度の食事の支度をし、義理のご両親、旦那様、お子さんたちの面倒を見、仕事をしてらっしゃるbolyさんの疲れはかなりと思いますが、お子さんたちとのふれあいで、お互い癒されていらっしゃるのもまた真理ではないかと思っています。大きくなったら毎日違うホテルに泊まって旅行するというのは、女の子だからこそ出てくる発想と感じました。うちにも弟がいますが、こういった考えは全くないようです。結婚しているのもありますが。男の子はいつか心のなかで母親をあやめるときが来るのだと思います。それがいつとは分かりませんが、我が弟を見ていると、母親をあやめるという行為はあるなあ、と感じます。 それらを感じさせてくれたエッセイは、思うところがたくさんありました。第3弾を楽しみにしています🎵
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わかさん。日常を綴るだけのエッセイにもかかわらず、読んで下さりありがとうございます。これまで当たり前だったことが当たり前じゃなくなる(=考え方を変えることを迫られている)のだなと考える今日この頃です。そんなに悲観はしていません^^ 私の生まれ育った家庭はあまりしっかり建てていたわけではなく、私はいつも母親の顔色を見てものを言っていた気がします。今子供たちには、「正しいか、叶えられるかはわからんけど、ひとまず言いたいことは全部言っていいよ」と言っていますが、それは自分が小さい頃、両親の前で言いたいことのほとんどを口にできず我慢していたことがいまだに自分の底の方に黒い塊として残っているからです。

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