ポラード

あの時の言葉
私はテレビの画面に釘付けになる。 放送されている内容は、スケートボードの世界大会。ある一人の選手の奮闘している姿に、心を根こそぎ奪われてしまう。 彼は間違いなくこの大会の覇者となる。彼の優雅な滑りに敵う者はいないだろう。かつて、スケートボードに夢中だった私には分かる。 彼を始めて見たのは、その時だった。 私は適当な広場を見つけては、スケートボードを滑らせ、ベアリングとコンクリートが擦れ合う音を楽しんでいた。 スピードを上げて行き、ボードを跳ね上げて、回転させる。馴れてきたら、ボードと一緒に跳ね上がり、ボードを水平に一回転させる。 段差を利用して、高くボードと一緒にジャンプをして、ボードを縦に回転させて、綺麗に着地する。 決まった時の爽快感が堪らない。 ふと、ボードがコンクリートとぶつかり合った衝撃音に視線が行く。 一人の少年が一生懸命練習をしていた。 まともにボードを走らせる事も出来ず、乗ったら直ぐに転んでしまう時もあった。 思わず笑みをこぼしながらも、少年のセンスの無い夢中さを、じっと見つめてしまう。不器用ながらも、必死に取り組む姿に、ときめきでも感じてしまったのだろうか。 あり得ないよね。 教えて上げる気なんて、起こりもしない。 怪我をする前に止めたら。 意地悪な感情こそあっても、彼のひたむきな姿を、認める気は全く無かった。むしろ、その真摯な姿をバ●にしていた自分がいたかもしれない。 私はボードを小脇に抱え、ボードに弄ばれているような彼に向かって、舌を出し、意地悪な笑みを浮かべて、心の中で呟いた言葉を、視線を使ってぶつけた……。 あれから、時は流れた。 彼は一体どれだけの練習を積み重ねたのだろう。私の想像力で測る事は不可能だろう。悪戯に青春を謳歌しただけの私では……。 彼は世界大会を制した。 誰が見ても文句なしのテクニックだ。 あの時の彼の面影と重なり合うことのない、世界へと羽ばたく彼の今の姿は、私には痛くもあるし、誇らしくもある。 ただ……。 あの時の心の中の呟きは今も忘れない……。 『へ た く そ』 こんな感じで如何でしょうか。速攻でSSを作ってみました。 物語を紡ぐことが出来る作品に出会えたことに深く感謝いたします。 勝手な妄想をお許し下さい。
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うわー!うわー!!ぽらーーーーどさぁぁぁぁん!!なんと!素敵な物語を!!!! ありがとうござます……!😭💕✨✨ すごいです……!( ;∀;)このイラストからそんな物語が……! ツンデレ強気な女の子の、 すこしばかりのトキメキ……(੭ु ›ω‹ )੭ु 彼女の表情から性格をめちゃめちゃ読んでくださったのがスゴいです……😭💕私でも気がつかなかった彼女の内面が……!たしかに!君そういうタイプだよね!と、より愛おしくなりました(*˘︶˘*).。.:* SS、とっても嬉しいです……!✨✨ありがとうございます〰️(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)✨✨
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素敵なSS✨1枚の絵からこんな素敵なストーリー出来上がるなんて、お二人の才能に拍手です(๑´ω`ノノ゙✧
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