Ryo

ぜひ、2作品セットでの公開を希望します😌
前作品「月明かりの下で」を読み終えた後に、望んだ2人の幸せが今作品で読めて、すごく嬉しかったです。 あんなに惹かれ合った2人が、お互い気持ちを残したまま離れて暮らすことにモヤモヤしていましたので。そんな綺麗なまま終わるなんて、不可能だと思って。 綾乃には、病気の理由が無くても、突っ走ってほしかったですが。でも隼人が犠牲にしたものを考えたら、動けないですよね…。切ないけど、その時々の心情にすごく納得できました。 ただ、1つ疑問なのが、公一さんはどうして紗和子さんと一線を越えてしまったのか、という事です。 あんなに美和さんを大事にしていて、誠実な印象なのに。実は2人も、好き同士だったけど諦めざるをえない立場になり、最初で最後のつもりだった、とかかな~と妄想までしてしまいました(笑) 好きな人の最期を見送れず、気持ちを隠したままでしかいられなかった紗和子さんだからこそ、好きな人と過ごして見送られた綾乃が幸せだと断言できるんでしょうね。 月に絡めた2作品の世界観が、綺麗で儚くて切なくて。本来はハッピーエンドが大好きなんですが、どっぷり引き込まれてしまいました。素敵な作品をありがとうございました。
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