二瀬幸三郎

目が覚めたら……(ちょっともネタバレ有り
妻が猫になっていた! 二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 この物語は、不可思議な出来事を通じ、一組の夫婦が本当の愛情を取り戻すまでの3日間の物語…… 一見、ファンタジー且つコミカルな始まりですが、徐々に展開される人間模様――夫の浮気、妻と姑の関係、強盗事件の真実など、複雑にしてシリアスなドラマが展開されております。 しかも、そのドラマは[一本に繋がっている]という…… しかしながら、その重いドラマを[読みやすく]しているのもまた、[猫となった妻とのやり取り]であると云えます。 妻が居なくなることで押しつけられた掃除や洗濯といった家事、自分で作らなければならない食事など、夫が妻の苦労を知る展開は現実的ですが、それが「ネコパンチによって押しつけられた」となると、何ともユーモアに聞こえるものです(押しつけられた夫にはたまったものではありませんがw やがて終盤を迎え、猫となりながらも妻と夫の心が通じ逢っている展開は心を打たれました。 個人的には、「もしかしたら、本当は元に戻れないのでは……」と心配しておりましたが…… [魔法]と言えば、氏の作品に〈Witch Of Psychopath〉シリーズを思い出します…… 3日連休の不思議な愛の物語…… 楽しませていただきました♪
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こんばんは(*^^*) いつも感想を頂き、ありがとうございます(*≧∀≦*) ラストは書いてて、どんな展開にしようか悩みに悩む毎日でした(^^; でも、これで良かったと今では思っております。 後日談は今、執筆中ですので、こちらの方も、よろしくお願いしますm(_ _)m
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