清水 誉

短いながらも考えさせられる
自分の範囲を制限されると、人は自由を奪われたと感じる。自ら引きこもったらそんな事考えもしないのに。 この語り手のこの子は、みんなの不自由が分からない。むしろみんなが自分の「自由」の中に居てくれるから、嬉しかったかもしれない。 この子にしたら自由は此処。風に揺れている友達も、自由は其処。自由に芽吹き、茎を伸ばして開花する。人間には退屈極まりない。 では、自由とは何だろう。 この作品はそんな事を考えさせてくれる。 レビューを書いている間もずっと考えていたが、自由とは限られた範囲で幸せを見つける事、ではないだろうか。 私の出した答えは合っているのか作者様にお答えいただきたいのだが、どうだろうか。
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丁寧なレビューをありがとうございます! 自由とは何か、の答えを言えるような立場ではないのですが、私が伝えたかったものと、だいたい合っていたのでよかったです。 ただ、もうひとつメッセージがあったのだけど、主人公の一人語りのみだったので、うまく表現出来ませんでした💦 でも、余白の中で、個々それぞれの解釈をしてもらえたら、と思います。 いつも本当にありがとうございます!
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もう一つあるのかー。うん、なんかそうだよなぁ。読んでいて、なんか思ったんだよな( ´△`) 音読して子供達に聞かせてあげようと思ったんだけど、子供達が宿題に追われていてツレが鬼のようになっていて、それどころじゃなかった(笑) 子供が落ち着いたら、この作品は読み聞かせてみようと思っています。 家族みんなで語り合える良いテーマだと思います。

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