菜那瀬

恋愛病棟本編読破しました。
昨日やっと届き一気に読んでしまいました。 「その日は朝から嫌な予感がしていた」 導入の一文からゾクリとしました。 晴馬が同性とキスをしているのも見て、母親が「晴馬まで私を裏切るの?」と手が付けられなくなってしまったのは、朱鷺田と父のことがあったからなのだろうなと。 時々狂ってしまったようになる母親が切なく悲しいと思いました。本当に狂えてしまえれば良かったのかもしれませんよね。 相手が同じ女性なら勝負もできるでしょうが、相手が男では同じ土俵にすら上がれないし、しかもプラトニックでは。本当に可哀想でした。 それでも最後に息子同士が手を繋いで階段を下りていく場面では ほぅー と安堵のため息が出て涙も止まりませんでした。 そして、あとがきでさらに泣かされてしまいました。お父さんとのこと。 お父さんがいつも着ていらした袖口がほつれた穴の開いたセーターのついてのエピソードにも。 事実は小説より奇なり。 webで読むことがなかったので、書籍版と違いがあるかはわかりませんが、この本は大切にずっと手元に持っていたいと思いました。 ありがとうございました<(_ _*)> 追伸:番外編は本編の書籍が届いて読破してから見ました。 (web版は「見る」紙の書籍版は「読む」だと思ってます。) 本編をわかっていて見ると、ぶれない二人にホッとしました。 長々とすみませんでした。
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★菜那瀬様★ 菜那瀬様、こんばんは! 拙作をお読み頂きましてありがとうございました。 そして、貴重な感想を頂けてとても光栄でした。一言一言が心に残る言葉で、重く受け止めました。こんなふうに作品を読み込んで頂けて本当に幸せです。ありがとうございます。またこのような感想が頂けるような作品を書ければと思いました。心より感謝申し上げます!
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