ハミング詩葉

“ユーモシリアス”を追究する高杜物語の醍醐味
 物語作家の姿勢は、文体と構成に表れる、といわれる。その意味を知りたい読者は、この一篇を読めば、「なるほど!」とうなづくはず。作者の実体験をベースに、先を急がず、じっくりと読者を楽しまそうと筆を進め、最後にはホラーとしての読後感を見事に残してくれる┅┅、ユーモラスでありながらシリアスホラーの真髄を追究してきた作者ならではの筆致が光る。ジャンルを問わず、読書好きの方にこそお薦めしたいの好篇です!
1件・1件
 後光眩しいレビューを頂き、ありがとうございます!  何だか心臓がバックバクしております。(こんな本格的な書評頂いていいのかしら!?)  本作はホラーとコメディの味付けをしようと試み、スパイスを振りかけました。匙加減が絶妙過ぎたのか見事に溶け合い生まれた、ユーモシリアスな作品です。  焦り焦りしながら最後までページをめくり、読者の皆様が暗闇に招待されるのか、くすりと笑える光景に招待されるのかは、皆様の想像力と心の状態が大いに反映されるかと思います。  お楽しみ頂ければ幸いです。
1件

/1ページ

1件