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きみに想いを、右手に絵筆を
二瀬幸三郎
2020/5/19 21:39
取り戻した情熱、それは恋心とともに……
二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 かつて[有名画家の息子]と云うプレッシャーを前に、絵に対する情熱を曇らせてしまった高平和奏の前に現われたのは、ファンを名乗る美少女、白河百合奈…… 半ば勢いで百合菜を美術展出品作品のモデルとして書き始めた和奏であったが…… これは、絵に対して[冷めた態度]を取りつつも、それでも筆を捨てられなかった少年が再び絵に向き直り、紆余曲折を経て、やがて過去より続く恋を知る物語…… 短編の中に、和奏の苦悩と脱却を中心としつつ、百合菜の恋心や杏奈の嫉妬など、青春の一幕一幕が主人公視点により丁寧に描かれていることが好印象でした。 筆を手にした少年が恋心とともに取り戻したもの、それは絵に向けた強き想いと確かな自信…… 素敵な物語をありがとうございます♪
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