※この感想はネタバレを含みます※
災害を経験したことで、誰かの役に立ちたい、救いたい、守りたいと強く思い、そのために自分のやるべきことをお互いに見つけたふたり。 それぞれが自分の見つけたものをやり遂げようとする強い意思のために別れることになってしまったのは、すごく切なくて、でもその意思の強さは眩しくてかっこいいなと思いました。 それでもやっぱり、誰かのためだとしても、自分の命を危険に晒してしまうことになるのは、すごく怖くて不安になると思います。 もし自分に何かあったとき、自分のことを誰かに覚えておいてほしい。忘れないでほしい。できれば、自分にとって大切な人に覚えておいてほしい。 怖くて不安だけれど、やり遂げたい。だから、「仕事を辞めろ」よりも、忘れないよって安心させて、背中を押してもらうことを彼女は望んだのかな。 今の環境だとどうしようもないことなのかもしれませんが、正直、仕事のために自分の健康や命を犠牲にしなきゃいけないのは、自分の命をかけてまで仕事をするのは、正しいことだとは思えません。 自分が生きるための仕事だとわたしは思っています。 医療従事者は戦時中の特殊攻撃部隊とかじゃないのだから、命をかけなくても大丈夫なように、安全に医療行為ができる環境がこれから整うといいなと強く思います。 主人公の「死ぬな」の思いが伝わりますように。 ふたりが無事に笑顔で、バースデーパーティーをすることができますように。 切ない気持ちと、強い意思を持つことへの尊敬の気持ち、感動で胸がいっぱいになりました。
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しまさまレビューありがとうございますo(^▽^)o 同感です。 満足に防護服もマスクも消毒液すら足りてない状態で感染症と立ち向かわされて、感染すればマスコミはじめ世間からバッシング。医療従事者は特攻隊じゃない。 なのに現実はそうじゃないという風潮。怒りが湧くより悲しくなりました。かく言う私も似たようなこと言われました( ̄▽ ̄;)←結構落ち込んだ 早く落ち着いて欲しい。心からそう願います。 お立ち寄りありがとうございましたm(_ _)m
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