中建

世界は暗号で…。
味志さん 『ママしち』ならぬ『ボクしち』(笑)、面白かったです。 話のテンポがよくて、軽快に読み進められました。 数ある西朝鮮ネタの小説の中では異彩をはなっていますね。 内容も重すぎず、軽すぎずでバランス感覚が良い印象でした。 話の本筋も文句なく面白いのですが、主人公の碧ちゃんの目を通して語られる世の中への風刺のスパイスが秀逸過ぎて、言葉にしてもらったことで、溜飲のさがる場面が幾度となくありました。 こういう文章がスラスラと書けるようになればいいなぁと正直嫉妬交じりに思いました。本当に良い勉強になりました。 世界は暗号で満たされていますね。 おすすめいただいた『Maybe Blue』も読みました。あらかじめ関連を聞かされていたので、L.J(ロアン)も碧ちゃんのお母さんの一人なのかもと、思い込みながら最後まで読んじゃいました。(笑) これは間違いなく続編ありですよね?すでにあるのかな? そればかりが気になっています。 
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中建さん 愛情のこもったレビューをありがとうございます。 そして読了最速なんじゃないかと想います。 処女作ではあるものの、自分の日々抱える多くの問題を一番投影した作品になります。 最終以外は『世界は暗号で満たされている』というモノローグを使っていますが、レビューをいただいて、 改めて、ラストシーンに、その言葉を入れるべきだなと気づき、改稿しました。ありがとうございます。 このフレーズ自体は、20年ほど前、まさに中建さんがアジアを旅していた時に、考えた作品に出てきます。 今年、加筆修正し、 『ラストショットは、火の車をいざなうように』 というタイトルで公開した作品です。 奇しくも主人公はカメ
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