【コメント】自分が主役でない世界を、それでも取り戻すのか

30日間異能力事件簿〜家にきた宅配便は、パンドラの箱でした〜

自分が主役でない世界を、それでも取り戻すのか

イベントから訪問し47Pまで拝見いたしました（2020/5/31）書き換えられた世界の中で、元の日常を取り戻すために立ち向かう主人公、という構造は感情移入しやすく、キャラ性も含めて良かったと感じました。主人公を取り巻く環境も魅力的で、幼馴染二人との微妙な関係、嫌いだった相手などが、書き換えられた世界の中でどう変化していくかが楽しみでした。一人称の文章についても、主人公のキャラクタ性を崩さないようにしながら、街並みや人の容姿などが理解できるようになっており、良かったと思います。読んだ範囲はまだ序盤ですが、気になる設定や人物が出てきており、主人公の動機もはっきりしているので、続きが気になるお話になっていると思いました。 00年代以降のライトノベル的な文法でよく出来ているお話と感じましたので、完結されることを期待いたします。個人的な印象として、プロローグが回顧1～4Pと導入5～6Pで二つあり、 8Pの経緯を含めた本題に移った段階で、過去、現在、過去と行ったり来たりしているのが少しわかりづらく感じました。ただ長いお話なので、ほかの点も含めて伏線かもしれないため、47P段階での印象としてご参考までにお願いいたします。イベントご参加ありがとうございました。それでは失礼いたします。

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