書きたいものが明確なところが良かったです
「自分で決断することができない男の子が、最後には夢のために自分を変える」という、書きたいものが明確に伝わって来たところが良かったです。 ただ、この物語を読んだ限りでは、どうして彼が自分の意志で決断することを恐れるようになってしまったのかがよくわかりませんから、そこがはっきり書いてあれば、彼の変化をより効果的に表現できたのではと思いますね。 お母さんは彼が理系に進むこと自体には反対ではなかったようですが、その割に科学に関心を持つことに否定的な態度を取っていたり、言動が首尾一貫していなくて、何を考えているのかよくわかりませんでした。 ラストのメタ発言も「読者に読まれていることを知っている」のを通り越して「主人公が誰なのか」まで言及していましたが、そこまで行くとやり過ぎと感じてしまったので、少し匙加減を工夫した方か没入感を損なわずに物語を楽しめる気がします。 これからも執筆頑張って下さい。
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ご指摘ありがとうございます。 検討してみますね。
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