千崎モグレン

形見
他人を語るような、少し突き放したような語り口から始まるけれど。 やがてそれはカタチになり、存在が現れ父親となる。 緩やかに変化していくのが、自分の事のように嬉しく思えるお話でした。 自分に流れる父親の血は、嘘をつかないんだなと、この作品を読んで強く思いました。 優しいお話でした。
・1件
モグレンさん、レビューありがとうございます<(_ _)> いただいたレビューを読んで、あれ?そんなに突き放したような語り口だっけかな・・・と思いましたが、確かに(笑) 私にとってはそう書くしかできない、何の思い出もない、話題にだけは出てくる「知らない人」。それが父でした。 原文がエッセイなので、なおさらそんな感じ。 エッセイとして書いているときも、なんか気持ちが入らないな~と思いながら書いていた記憶がありますが、当然か(笑) 少しは小説らしくしようと、あちこちイジりましたが、その基本スタンスは変わりようがなかったですね(;^ω^) 私が意識せずに書いていることを、こんなふ

/1ページ

1件