吉野衣織

余韻が素敵
現実が曖昧になるほどの想いを、 恋だと思わせずに深さを感じさせるのがすごいなぁと思いました。 読後のほろ苦い余韻は、 短編だからこそなんでしょうね。 ニナが現実と向き合えるようになることも、 アサコさんもそれを喜ぶだろうことも、 「消せない」ではなく「消さない」アドレスも、 じんわりと沁みる感じが好きです。 すみません、うまくまとめられなくて。 でもこんな雰囲気の作品好きなので、 応援しています。
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感想ありがとうございます!とてもうれしいです。 仕事で共に苦労した友人との間に生まれる、普通の友情とは違う特別な結びつきを描いたつもりです。 どんなに悲しくても世界は普通に動いていて、変わらなければならないのは自分、というしんどい現実。その中で唯一、時間の流れに優しさを感じたりします。 これからも、一言では説明できない感情をすくい上げるような小説を書いていきたいです。
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