真辻春妃

不思議な少女を知れば知るほど読みたくなる。
僭越ながらレビューさせていただきます。 まず読み終えて直ぐに思った事は、難しい設定を見事にまとめて書かれているなという事です。 ピュアで鮮やかな恋愛小説かと思いきや、1話目から少女の謎が垣間見え、予想もつかぬ展開で物語へと引き込まれました。 女嫌いの主人公祐輔とヒロインの日真理とのやり取りで、お互いに「ゴーヤバーガー」や「牛乳うどん」と呼び合っているのも面白さの一つです。 最初は互いに好き同士ではない、それなのに日真理は祐輔を彼氏だと言い張り、強引に関わってくる。 好きになるはずないと思っていた祐輔が、日真理を大切に想うようになる変化にも心を掴まれました。 しかし、両思いになって終わりという物語でもなく、日真理の不思議現象を一つ一つ解明していかなければいけない、そうしなければ彼女を救えない。 物語の本筋は重く複雑でありながらも、久我さんや友人たちと協力してそもそもの原因を突き止めていくくだりも面白かったです。久我さん、めちゃめちゃ頼りになりますね。ファンです♡(笑) ところどころに表される描写が綺麗なのもとても好感が持てました。 良作をありがとうございます♫最後まで楽しんで読めました(*^▽^*)
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素晴らしいレビューを、本当にありがとうございました! 登場人物それぞれに個性を持たせながら、その個性をどのようにストーリーに生かしていくのか、実は大変苦労し、何度か挫折しかけた作品です。頭から書き直してリニューアルして、人物の動きがやっとはっきりしてきた次第です。久我さんは書いている自分も好きな登場人物の一人です。最後まで作品にお付き合いくださり、心より感謝申し上げます。
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