やるせない気持ちが募りました…
雨を降らせて父の妄執とも言える悲願を達成することは出来たけれども、それがまた別の悲劇を引き起こしてしまう…しかも、その解決は息子に託す(押しつける)しかなく、かつての父と同じ業を繰り返す…なんだかやるせない気持ちになっちゃいました…! 息子がどのように成長して、どのように行動するのか、その行末もまた気になっちゃいますね。押しつけられ、強いられたこととはいえその解決に動くのか、はたまた背を向けて捨て置き、別の道に行ってしまうのか… 楽しませていただきました! ありがとうございます!
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ご感想ありがとうございます! 短編という構成上、父の妄執を比較的冷静に見ていたように思われる息子も実は父と同じく願いに取り憑かれ……という最後にせざるを得ませんでした。長編ならば息子の息子編を追加して、親子三代に渡ったアイティオペアの因縁を断つ! という話にできるのですが、いかんせん文字数が足りませんでしたね…… 今回は話を考えるのになかなか苦労をしましたが、「やまない雨によって何が起こると一番困る?」と考えたところ、オチがふっと浮かび上がりました。現在はとかくコロナ禍ばかりメディアは取り上げておりますが、例の災害もアフリカ中東インドに大被害をもたらしています。そのことを創作という手段で考えて
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