やはり作者の熱意と愛
お待たせしました、読了しました。オープニングからの丁寧なあらすじ説明のおかげで物語序盤の状況がすんなり理解できました。相変わらずまっきーさん、読者の事よく考えてますね、ここら辺はさすが人気作家だと思います。一作、一作、手を抜かないのが。記憶を失ったコウガとリリカの描写も無理のないもので、過去を覚えてなくても名誉も地位も金も拒否するリリカの態度には、彼女シリーズ通じてしっかりしてるなあと思わずにやっとしました。Jの登場にも思わず見入ってしまいました。個人的にはコールガールとの行動がツボにはまりましたね。コウガとマリアの関係も、この二人ひょっとしてくっつくのかななんて期待しました。その後の展開、何と言ってもカイルがカッコよすぎた。コウガとリリカがかすむくらいに。ただ惜しいなと感じたのが、モンスターの画像がクトゥルー神話並みに凄かったので(これは本当にいい意味でグロテスクで、プレデターよりインパクトあった)、もう少し具体的な形でコウガ、リリカ、J、カイルとそれらのモンスターとの闘いが見たかったかなと。モンスターの方も知性ある感じの敵として立ちはだかって。そこから全員結集でアヌビスに繋がっていったら拍手喝采でした。しかし限られた分量の中では難しかったかとも思いました。不満点はそれくらいで、今作も筋に全くぶれがなく、十分期待に応えるものでした。あとまっきーさんの作品は、誤字脱字が見当たらないのも、書きっぱなしじゃなくちゃんと推敲してるんだなあと、ここも評価が高いところですね。 読み終えて思うのは、ニックとマリアに幸せになって欲しいなということでしょうか。あとどうしても成長したメシアがみたいですが、このシリーズはここでとりあえず完結がいいでしょうね。やるなら完全新作として執筆すべきか。気軽に書ける作品ではないから、そこも前作のレビューで言いましたがまっきーさんのやる気次第でしょう。 以上です。力のこもった素晴らしい世界をありがとうございました。
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あきえもんさん、お待ちしていました(^^) 今回もガッツリと感想を書いていただき、感謝感激です。本当にありがとうございました<(_ _)> あきえもんさんの感想は実はそのまま作品に反映させていただいております。熱い意見って本当に参考になるんですよ。今回はJとカイルの活躍ですね。これは前回の感想を聞いて活かすことにした要素なんです。今回のモンスターとの決戦のくだりは物語を進行する上で「なるほど~」と思いました。こういった感想を伺うことで読者さんのニーズを知ることができます。ありがとうございます。 そうですね、僕もこのリリカはシリーズとして活かせる要素を残しつつリリカとコウガの話は
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