ともなり

ふらふらした印象でした。
厳しめなレビューになってしまう事をお許しください。 まず、主語が無かったり視点がや人称がコロコロ変わるのが文章を読みにくくしている印象がありました。その為短編でありながら読み進めるのに労力がかかりました。 人が凶暴化する毒の存在について、主人公は事件の晩になるまで家族がオールバックの食糧である事に気付きませんでした。だとするならそれまで凶暴化していなかった事になります。となるとオールバックが食事したのはまさにその晩、主人公だけを残しておくことは非常に不自然だと思いました。 そして先にオールバックの餌場になっていた所に相棒が訪れる(餌場荒らし)のも毒の存在(いわば餌であるマーキング)があるので首をかしげてしまいます。 そして何より問題だと思ったのは、餌である対象の家族を解放するために同族殺しを躊躇せず行って居る事です。これは場合によっては一族から敵対者として追われることになります。(人間で言えば窃盗罪プラス殺人犯ですから。)相棒にはそれほどのリスクを冒す必要があったとは思えません。 オールバックに主人公を譲っても問題なかったと思います。逆に主人公は死にたいだけなのでオールバックであろうが殺してもらえればそれで良かったとも思えます。 最後に主人公は相棒と共に去りますが、死にたがりならば失血死にこだわる必要は無いのではないかと思いました。もし家族が大事だったり未練があるならば失踪して心配をかける事もしないと思います。 非常に厳しい事を書いてしまいましたが、『どうしてこうならなくてはいけなかったのか』という事を考えながらお話を組み立てると不自然は無くなっていくかもしれません。
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厳しい意見、誠に有難うございます。私自身現代ファンタジーに触れる事が少なく、ファンタジーに関しては設定など理解するのに時間がかかるタイプでした。 現代の恋愛ばかりを書いてきたので、挑戦してみようと思い設定など考えましたが、ともなりさんが言う通りおかしいと思う部分が沢山現れ、考え直せました。 話の組み立てをもう一度練り直して小説を書いていこうと思います。 下手な小説にお時間を使わせてしまいすみません!失礼致します。
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こちらも歯に衣着せずずけずけ申し訳ありませんでした。しかしながら真心を込めて書かれた作品にはこびへつらってお世辞を言うより誠心誠意向き合ってレビューした方が正しいと判断しました。雰囲気のある作品であったことは間違いありませんのできっと素晴らしいものが書けると思います。

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