二瀬幸三郎

時よ戻れ……
二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 小学生の頃、離ればなれになった父…… 高校生になったある日、主人公〈りあか〉は偶然似た人を見かけたことから父に逢いたくなり、その実家へと行くために旅をする…… それは同時に、後悔した過去に立ち返る旅でもあった…… 何らかの事情で離婚した母…… 妹、舞夏の父に対する怒り…… そして〈りあか〉に「あんな言葉」を言われた父の心境…… 人には様々な想いがありますが、その中でも、主人公〈りあか〉の自分の想いを貫いて父に逢いに行きたい気持ち、そして悔いた過去に正面から向き合おうとする勇気に共感しました。 この物語では両親の離婚の理由については語られていません。 ただそれは、主人公にしてみれば「大人達の勝手な事情」に過ぎません……物語の中で[書かない]ことがかえってその事を強調しており、寧ろ[効果的]となっております。 これは、舞夏の怒りや、〈りあか〉の父との口論についても同様です。 この物語はラストで父に会う場面で終わりますが、それもまた、想像力をかき立てる結末となっていると思います。 願わくば、その気持ちが無にならないことを……更に云えば、せめて妹とも仲が戻ることを願いたいものです…… 切ないけれど、同時に明るい未来も想像出来る、心温まる物語をありがとうございます♪
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二瀬さん。こんばんは😃🌃 感想レビューを書いて頂き嬉しいです(*^^*) 大切なお父さんへの想いを伝えたくて書いた作品です。 大人の事情によって会えなくなってしまったどうしようもない思い、だけど言ってはいけなかったなと思う一言、後悔しても戻っては来ない時間。妹との感覚の違い、いつか分かり合えたらいいな。そして、お父さんに会えたらいいなと思う気持ちを込めて。 たぶん、きっと物語の主人公はお父さんとの時間を取り戻していくことができるのかなと思います。 二瀬さん、素敵な感想レビューを書いて頂きとても嬉しいです(^w^)ありがとうございます(^-^)/
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