桜雲めぢろ

芥川龍之介の「芋粥」を彷彿とする体験をしたので記すだけ。 ただ単に呟きたくて呟いたってだけなので誰かに見てもらいたいわけでもないス。(つぶやき投稿を備忘録代わりに使う餅) かわゆい食べ物を「見るのが好き」「愛でるのが好き」な餅(人)なので、いわゆる『映え系』のかわゆく盛られた甘味の写真を雑誌やネットで見掛けて目が釘付けになりがち+笑みを零しがちなのはもちろん、100均とかで売られてるカップケーキ型の小銭入れとか食べ物の外見を模したメモ帳とかぷっちりシールとかも凄く好きで、「あー欲しいなぁ飾りたいなぁ」とか思いながらも無駄な出費だと思ってずーっとスルーし続けていたのですヨ。 ある日ね、買っちゃいまして。 欲しいなぁ可愛いなぁと思ってたタルト型のメモ帳みたいなやつと、食べ物ぷっちりシールと、ケーキ&アイス柄の透明袋とか、諸々。 欲望の暴れるまま買っちゃいまして。へけっ★ 買ってきたかわゆい子達は作業机の傍に飾りまして。 目の付くとこにボードを提げて、フック掛けて、そこにちまちま飾りまして。 満たされたなぁ、っつってニマニマしてまして、しばらくは。 でもコウ、なんか、無になっちゃいまして。 いやかわゆいんだけど、見てて和むんだけど、何かコウ──足らん? お店で見掛けた時の高揚感がなくて、特に盛り上がらない。あんなにかわゆいかわゆい愛でてたのに、途端に大人しくなってしまって。 欲しいものを手に入れたら嬉しい筈なんだけどなぁ、と思ってて、イヤ人というのは時にアマノジャクだから夢があれば手に入れようとはせず憧れるままにしておいた方がいっそ幸せなのだろうなあ、とか何とか悟った気になりまして。 あの赤鼻の五位もこんな心持ちだったのかなぁ、なんてふと過去に触れた名作を思い出したってだけのつぶやきでごぜえました。
3件

この投稿に対するコメントはありません