みぐ

『タイムパラドックス』は成り立つのか・・?
物語でタイムマシンものを描く時に必ず問題となる『タイムパラドックス』。 分かりやすい事例は、過去に戻って自分の親を殺したら、自分は生まれず、親殺しも起きないという矛盾です。 この『タイムパラドックス』に対する物語での答えは大きく二つあります。まずは、過去を変更したら自分の未来が変わるのでなくて平行世界(パラレルワールド)が変わってしまうというパターンと、『タイムパラドックス』を防ぐ為に、歴史が修正出来ない大きな力が働くというパターンです。 本作はこの『タイムパラドックス』がどの様に未来を変えるのか、それとも変えないのかが、ストーリの大きな柱となっています。 そして、主人公の最大の目的は地球へ落下する大型隕石を、破壊させずに地球に衝突させるという、通常とは逆の意図を持って敵と戦っている所から始まります。 敵の隕石破壊の手段も非常に科学的です。ロシュ限界を利用して隕石を粉々に砕く事により、地球衝突を回避させるという作戦で、物語ながら緻密に計算された展開が、読者の手に汗を握らせることになります。 また主人公サイドの防御手段もレールガン、カドミウムを使った核分裂の抑制等、科学的な考証に基づいています。 果たして、『タイムパラドックス』を超えて、人類の存在が無効となるのか? それとも大きな歴史修正力が働き『タイムパラドックス』が回避されるのか・・? 結果は、是非、本作をお読み頂き、皆さん自信で確認してみて下さい。 その結果に、驚き、唸らされることになると思います。 この短編で、ここまで描けるとは・・。作者の発想力、筆力には本当に敬服しております。いつもながら素晴らしい作品をありがとうございます。 みぐ🐧
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みぐ様 まいどありです!(><;) いつもながら、丁寧なレビューを頂きありがとうございます。m(__)m バタバタの中での作業でしたので、お見苦しい点もあったろうと思いますが、どうにかまとめる事が出来ました。 特にSFに関しては、みぐ様から受ける影響はとても大きく、いつも勉強させて頂いております。 また、これを励みに次を頑張りたいと思います。 本当にありがとうございました。 (><;)
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