【コメント】松下のおばちゃんとアイヴィーが大好きです

フラッシュ

松下のおばちゃんとアイヴィーが大好きです

「フラッシュ」、最後まで一気に読みました。一ページ読むごとに引き込まれてしまう内容で、ラストのアイヴィーのライブシーンでは思わず涙が出ました。ライヴ描写の迫力がすごくて、まるで自分もライヴ会場にいるかのような緊張感と高揚感がありました。アイヴィーも松下のおばちゃんも、すごく近くで息をしているような気さえしています。アイヴィーが自分の道を貫いてくれたからこそ、読後感に熱気を帯びた余韻があり、胸の中にこの世界が存在しているみたいです。ふんだんに詰め込まれたライヴやバンドの知識も、この世界に入り込めるきっかけになりました。特にファッションの描写は勉強になりました。何かを追いかけている人は、生き様もかっこいいです。それぞれのキャラクターも魅力的で、人間としての温かみを感じる人ばかりでした。シンや源造さん、『ズギューン！』のメンバーも、それぞれの個性があって、皆大好きです。松下のおばちゃんとアイヴィーが、本当の親子のように絆を深めていくところもすごく好きです。お互いに絶対に譲れないものがあって（おばちゃんはカメラ、アイヴィーは歌）、きっとそれが二人を結びつけたのだろうと思います。おばちゃんが脇腹を痛めながら撮影を続けているシーンでは、なんだか自分の脇腹が痛むような気さえしました。アイヴィーのソロデビューが決まるシーンでは、ゴン、ショージ、ジャッキーの三人の愛を感じました。それを受け入れようとするアイヴィーの愛も大きくて、すごく切なかったです。いつか『ズギューン！』のライブに行ってみたいと思うくらい、リアルでした。こうして熱い想いを抱えている若者たちが、夢をかなえられるような自由な音楽シーンが日本にもっと広がればいいのにな、と思います。素敵な物語をありがとうございました。これからまた何度も読み返したい作品に出逢えました。この作品を書いて下さって、本当にありがとうございました。『ズギューン！』最高！

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吉良大介 7/18 16:37

なりひとさん、作者の吉良大介です✨ 素晴らしい感想を、ありがとうございます😊 丁寧に丁寧に読んで下さったのが文章から伝わってきます。思い入れを込め、愛情を込めて書いてくださったのも。受け止め方、感じ方は人それぞれ。どんな捉え方でも、読んでくださったことへの感謝は変わりませんが、なりひとさんの感想は、僕がいちばん伝えたかった「熱」をしっかりと受け止めて、さらに高い熱で返していただいたように感じました。プレゼントをくださったのは、あなたの方です。本当にありがとうございます‼️

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