ヒダカ

第2部に突入した『ヒート・フルーツ』の序盤パートでは、ポエムモードの文体で書き上げたエピソードパーツが混在し、やや不均等な描写展開ってことで、読み手の方は戸惑われるかもしれません。というのも、ケータイ小説版を手掛けた際、当初は第2部のみで完結させ、第3部のシリアスな展開までは公開しないつもりだったので、あえてソフトな表現手法を用いた原稿を挿入した経緯がありまして…。今回は全編版通しての作品となりますので、オリジナル原稿をベースに組み立てていこうかとも思ったのですが、ケイコとアキラが出会い再会するくだりはポエムモードの原稿への思い入れも強く、あえてオリジナル原稿との混合で編集した次第です。

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