しげちゃん

面白すぎて、一気に最後まで読みました。
物語の設定が古代バビロニアで、ユダヤのバビロン捕囚やエジプトのこと、旧約聖書の物語などが、見事に織りなす織物のように描かれています。 歴史背景や使われている言葉は、古代の歴史への造詣の深さと真摯な研究がうかがえ、興味深く手引き込まれます。 それに加えて、人間の精神の内面や、神秘的な呪術の世界まで、まるで見てきたように描き切っていて、さすがとしか言いようがありません。 この続きがとても楽しみです。 けれど、悲劇の香りが漂っていて、少し怖くもあります。 どうかお手柔らかに、主人公を扱ってほしいものです。
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ありがとうございます! 文章でこの物語のことを的確に表現してくださってありがたいです。 しっかり読み取って下さってるんだなと感激しています。 とてもとても励みになりました。 この小説の舞台である新バビロニア帝国は、現在はイラクであり、一般人にはなかなか訪れることも出来ません。バベルの塔も、現在ではすっかり失くなってしまいました。 でも、私の心の中には活気のある街があり、塔も立っています。 生活の営みも、人間の素晴らしさも、きっと古代も現代も変わらないと思うのです。 それを旅するように楽しんでもらいたく、失われた新バビロニアを文章でよみがえらせてみました。 悲劇の香りを感じるのは、きっと読み
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あかりさん、返信ありがとうございます。
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