人生何があるか分からない
【なんだこれ、面白いなと思っているうちに】 物語は、主人公の胸の内から始まるため、とても興味を惹く。 その心情も、生活の中で誰しも一度は遭遇するような感情であるため、主人公には親近感がわき、一体何があったのだろう?と好奇心を刺激するものだ。 短編なため、読み手の熱が下がらないうちに”謎”は一つ解決するのだが、ここからまた一つ謎が出来る。この人一体…? 全体的にテンポがとてもいい。 相手が(登場人物)置いてきぼりにされている様が面白いはずなのに、順応という反対のもので、ビフォーアフターの差が大きく出ている(出している、かな?)。そのため内容がとても印象に残りやすい作品である。 短編である事が物語に大きく(良く)作用された面白い作品。 是非、お手に取って見られてはいかがでしょうか?
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