西 東

狸と狐と狢の騙し合い。
水谷雄太の巻き込まれて行く事件が、どんどんと大事と化してしまうのが面白いです。 その過程で家族の繋がりも謎となり、家族の謎が分かると共にどうして事件に巻き込まれてしまったのかも少しずつ明らかにされるのですが。 そもそも密輸品の金額がデカイ。さらには密輸品そのものもデカイらしい。 その為、品物が何かすら予想できなかったです。 おまけに仲間と見える人さえ疑って掛からなくてはならない事実さえ出てきて、大切にされているのか孤立無援なのかも分からないとサスペンスしています。 密輸品を巡っての決着は誰もが旨い汁だけ吸えれば良いと言った具合にも見え、難儀なものを押し付け合っているとも取れましたが、多くの登場人物が穏やかな日常に帰れたので良かったです。 『新作書け』の言葉の無責任さには最後で笑わされました。 書いたら要らぬ事件を呼び込みますよね。
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コメント有り難うございます 嬉しいです あはは疲れたヽ( ̄▽ ̄)ノ
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お疲れ様です。 (^^)
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