ともなり

続きです。
そして作品のカギともなるバトルですが、大変申し訳ないのですが、間延びしてテンポも悪く派手なだけで迫力はありませんでした。命をやり取りする緊張感とか駆け引きとかスピード感とか、そう言ったものを感じませんでした。いうならば派手な演出を凝らしたターン製バトルのJRPGを見ている感じでした。原因は過剰な解説と戦い方の大味さにある様に思えます。 作者さんは物事を丁寧に描こうとする傾向がみられるように思います。それはとても素晴らしい事で、エブリスタの多くの作家さんはそれが出来ずこの作品の様な『読んだ!』と思わせる事が出来る人は多くないのですが、逆にその丁寧に描こうとする部分がスピード感をそぎ落としてしまい、それが読者が緊張感を感じるシーンなどで行われると読み手は疲れてしまうのです。 この作品は魅力的な作品ですが、そういった意味で削ぐと言うか、ダイエットが必要な作品に思えました。とはいえ、読み手にはこの身もあると思います。これが良いと言う読者さんもいるとは思います。折角読ませていただいたので包み隠さず真剣にレビューさせて頂きました。 最後に、欲望と理性が同じ方向に向くシーン!!鳥肌が立ちました!!あれは素晴らしかった!!
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ご拝読、そして数々の貴重なご意見をくださり、ありがとうございます。グサりグサりとメンタルに刺さる内容でしたが(特にバトルに関する感想。そこそこ自信があっただけにクリティカルヒットくらいました……)、気がつくと二時間ほど何度も読み返してしまいました。 次作以降の執筆の参考にさせていただきます。
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力の入った作品であるのはありありと分かりましたのでお世辞を言う方が失礼に当たると思いましが。真剣な作品には真剣にお答えしなくてはと思って読ませて頂きました。傷つかれる事は幾らか想像出来ましたが伸びしろのある方だと思いました。 おためごかしの成長に通じない感想よりも幾らか参考になる意見の方が作家さんの肥やしにもなると思い言いにくい事も書かせて頂きました。 丁寧に描こうとする姿勢はとても素晴らしいと思います。盛る技術は充分お持ちだと思うので削ぐ技術を手に入れたらかなりすごくなると思います。
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