沈丁花

何度でも同じ恋をする
雨をテーマにしたとても切ない、けれど前向きなお話でした。繊細で綺麗な文章で綴られていて、うっとりと読み進めました。自分の記憶だけをなくしてしまった時生を、それでも一途に思い続け大切にする圭吾の優しさに包まれながら、少しずつ2人の関係が進んでいく、2度目の恋の温かさが切なくも優しく心に沁みました。“雨が背中を押してくれる”、この表現、とても素敵です。素敵な作品をありがとうございました!

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