今度はアニメ超大作だ!
今回の「Bull」はhideT作品の鉄板要素である、横浜、警察、特殊部隊、マフィア、大企業、モンスター、三つ巴、とファンが歓喜する要素を踏襲しつつ、新たな設定を加えて来ました。それは謎の多いロシアという風土、それに輪を掛ける謎の生物Bullの存在だ。それを巡って所狭しと飛び回る魅力的なキャラクター作りにパワーが伺える作品でした。   これまでの作品がどちらかと言えば実写のイメージであったが、今回の「Bull」は僕の中の想像では紺色の背景とアニメのイメージで進行していました。主人公ラズとダイゴ、マサヤの主要キャラがそれを色濃いものにしていた。彼らのやり取りはhideTファンを歓喜させる要素満載でありページコメントにその興奮が伝わる。 過去作品を凌ぐボリュームでありながらhideさんの真骨頂である台詞とアクション描写で間を持たせる技術で26万文字の重さを感じさせない。そこがhideさんの売りでもある。しかし勿体ないと思ったのが、逆にこの「Bull」が2作品用の厚さであることだ。 コンテストの応募条件が10~15万文字が多いのである。中盤を削ってでも300ページ辺り以降のBullの動きが前面に出て来た部分をPart1のクライマックスに持ってきて続編を考案するか、本編の中盤に山場を持ってきてPart1のラストにして、最後の決戦をPart2のラストに運んでシリーズ化しても良かったと思う。何故ならば文字数と所要時間だけで読むことを躊躇してしまう読者も多いからです。またコンテスト用に待機させておくのも一つの手段だからです。 それでも実際書いていると乗りに乗って長引くこともあるのでhideさんの気持ちは分かるんですけどね(^^) 多くの読者を確保できているhideさんに言うことでもないのですが、僕は勿体ないと思ったんです。でもこの流れで書いた場合Bullの正体は最後に持って行きたいですもんね。しかしそこは度肝を抜かれましたよ。例のない理由であり、納得できる正体でした。ラズとマサヤの関係もこれまでのhideT作品には無い「お?」という展開でニンマリでした。イーゴリがこの物語のキーマンでしたが、彼の扱いなんかもhideさんならでは優しさに満ちていました。 しかしこれだけの大作になればファンにとっては出血大サービスをしてもらった感が強く、結果的には大成功でしたね~(^O^)/
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まっきーさん、早速の感想・レビューありがとうございます。 恐縮ですm(_ _)m そうなんです。長くなってしまったんです。 これは、本当に予想外でした(^◇^;) 当初の構想がどんどん変わってしまい、練り直しているうちに時間が経ち、仕方ないのでまだ未完成のままアップを始めて、公開と執筆を同時進行していくという、私としては初めてのやり方もあって、気がついてみると、私史上最長……(;´Д`) まっきーさんはいつも、ほどよくまとめて、しかも読み応えがある作品に仕上げていて、すごいと思います。 私はもうちょっと修行が必要、かなぁ。 アニメのイメージ、と感じとっていただいたのもさすがだと思います。
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早速のお返事ありがとうございました。 hideさんは気付いているでしょうが、僕の作品は5章の構成で1章に5話盛り込みます。その1話も文字数が大体決まっていて書き終わってエピローグを足すと13万文字弱になるように構成しています。それはコンテスト用に待機させる意味なんです。「LILICA」だけは6章構成なんですけどね。 「土下女」を書く前にインスピレーションを得ようと20本くらい映画を観ましたが参考になったのは1本だけでした(+o+)「聖なる鹿殺し」だけです。そこから実体験の祥子の話を盛り込んで見切り発車したんです。あの祥子のディテールは実在の人物なんですよ~w。あのファブリーズMENSを和彦
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