読ませていただきました! 最初は「不思議の国のアリス」のオマージュかな?と思いましたが、物語が進むにつれてどこか「果てしない物語」や「霧のむこうのふしぎな町」の様な印象も受けました。 ジャンルとしては児童文学でしょうか? わりと簡素な文字にもルビが振られているのは読者層を低年齢向けに想定されているからでしょうかね? Web小説よりも書籍小説向けの文体だな、と思いました。 最新ページまで読ませていただきました。 大人不信というか人間不信な主人公がアクシデントに巻き込まれて異世界へ。クラスメイトの少女とともに帰る術を求めて冒険する物語、亀さん的にはわりと好みです。 さて、麻子樹さんのご希望に応えたので、ここからは亀さんの個人的に気になったところをツッコんでいきますね。 書籍向けだからでしょうか、それとも一人称だからでしょうか。全体的に語尾が「~た」の連続になっている部分が目立ちました。 文体のせいかWeb小説として読むよりは読みやすいのですが、やはり同じリズムが連続すると単調・ぶつ切りに感じてしまいます。 これは亀さんがテンポ重視だからかもしれませんが。 それからルビ。 例えば杏奈にはずっとルビが振られていますが、それが抜けている箇所がいくつかありました。 ルビを振る基準はどこでしょうか? 例えば1P目、「怖い」には振ってあるのに「囁く」には振ってませんが、どちらかというと後者の方が難読ではないでしょうか? 追いかけてきたいじめっ子達が玄関で靴がバラバラで右往左往している隙に逃げおおせた描写がありますが、いじめっ子達は上履きのまま追いかけてれば捕まえられたんじゃないですかね? 靴に履き替えてる間にタイムラグ消費されてますし。ていうかそもそも主人公もわざわざ履き替えなくても上履きのまま逃げればいいのに……と思ってしまいました。 最後に亀さんの個人的な感想なんですけど 主人公は大人を信用したらダメって思ってますけど、本心では信じたいし信じてるんじゃないかなって感じました。 何だかんだで出会った大人達に対して多少は警戒しても完全に疑ってはないんですよね。ちゃんと話を聞いて、自分の素を出してる。 穿った見方したり反抗したりしてない。 根が素直なんだろうなって思いました。 彼らが無事に元の世界に戻れる事を願います。 以上 読ませていただきありがとうございました!
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なむさん(でいいんでしょうか?)、こんばんは。🐢 批評を丁寧に書いて頂きありがとうございます。 また最新話まで読んで頂いたということで重ね重ねありがとうございます。🙇 「霧の王国と太陽の指輪」は児童小説として書いています。 ご推察の通り、「不思議の国のアリス」や「果てしない物語」を意識して書いています(序盤に出てくる兎はまさに不思議の国のアリスの「白ウサギ」のオマージュです)。 文体についてもまさにご推察の通りでWeb小説ではなく、「小説」の文体にしています。これはわたしが公募を中心に活動してきたためですね。 児童小説であるため、語尾は過去形で可能な限り統一しています。 児童小説は”過去
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お返事ありがとうございます。 自分では亀さんと言ってますが呼び方は何でも構いませんよー。 単調に感じたのは亀さんが書籍よりもWeb小説に慣れてしまってるせいもあると思います。 書籍向けで書かれた作品の中には文字がぎゅうぎゅう詰めで読みにくいと感じる作品もありましたが「霧の王国と太陽の指輪」にそれは感じませんでした。 なので単語選びに魅力が無いという事は無いと思います。 おそらく冒頭が主人公の一人称に近かった為に対比的にそう感じてしまった部分が大きかったのかもしれません。 大人も充分に楽しめる作品であるとは思いますが、やはり低年齢層とでは感じ方・受け取り方は違うのではないかと思いますし、亀さ
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(1000文字を超えてしまったので続きを…) 下駄箱の件は…お約束ということで。(笑) ただ異常事態が突発的に起きた時、人は適切な行動をなかなかとれないのだと思います。例えば交通事故を起こした際に、思わず逃げてしまうのは、冷静でいられず正しい判断ができないからではないでしょうか。第三者からすれば、なぜそんな行動を? と首を傾げてしまうんですけどね。 いじめっ子たちも常日頃から上履きで平然と外出するような悪物であれば、最適な行動であるそのまま主人公を追い駆けることができたでしょう。そのように行動ができないのは、上履きで外出することが端から頭にないくらいには、いじめっ子たちもお上品だったというこ
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