saya

分割読みするつもりが、緩急のついた怖面白さにほぼ一気読みしてしまいました
長編ご執筆お疲れさまでした。そして完結おめでとうございます。更新記事にあった「どうしても書きたいラスト」という言葉に惹かれ読みだしたら... 止められない止まらない。だって怖いんです。先を読まないではいられない。何気ない日常や舞台となる場所、建物の描写がとても丁寧で、それがイレギュラーで個性豊かな登場人物、異形のものまでをよりリアルに物語の中に「存在」させ、鳥肌をたてさせてくれたように思います。 人の心の澱み、組織の澱み。表裏一体の祈りと呪い。信仰。分かり合えなさ。悪いカードが揃ってしまったときに起こる怖ろしい出来事。そしてくだん。 作者様が、重たいテーマを軽やかな場面と交錯させながら緩急をつけて書かれていたからこそ、読了後自分までどっと何かから解放されたような爽快感を味わうことが出来ました。(リアルな季節感も)今作で明らかにされなかった部分は続編で解明されるのでしょうか。いや、これは野暮な質問でした。 際限なく書いてしまいそうなのでこの辺にしておかなくては...チョコレートがかかったドーナツと美味しいコーヒーをお供に、丑三つ時じゃない時間帯にもう一度ゆっくりと読み直したいです。とっても怖くてとっても素敵な物語をありがとうございました。
1件・1件
sayaさま 一気読みしてくださったとは!たいへんありがたいです。重めのテーマを軽量化するバランスには悩みました。sayaさまが汲み取ってくださって思い残すところはありません。😆 労いの言葉まで、ありがとうございます。残った伏線は、続編で…。 感想ありがとうございました!
1件

/1ページ

1件